7月23日 ブログを更新致しました。 詳しくはコチラ

カーポートをお値段だけで決めていませんか?

最近「庭を壊してカーポートにしたい」というお客様が多くいらっしゃいます。
今の時代車は東北地方なら1人に付き1台ですし、
庭を壊して車を停めたいというのは仕方がないことかと思います。

実際一関でも一晩で積もるドカ雪が増えており、
雪掻きの大変さから「カーポートにしたい」というお客様が増えてきております。

カーポートがあれば雪掻きも軽減され、雨の日も濡れずに済んだり、
車の塗装も安心ですので車社会の現代では必要な物です。

もちろん当社でもカーポートの施工を行っております。
当社ではご依頼頂いた後、現地に出向きお宅の日の当たり方・そこの地域の積雪量・
車両のサイズなどをきっちりご確認して、
ご予算とどのようなカーポートが良いかを確かめて提案させて頂いております。
ここをしっかりしていないと積雪量と違う屋根にしてしまい倒壊してしまったり、
日が全く当たらなくなったという事になりかねません。

目次

金額によるカーポートの違いは?

そして金額のお話ですが、
カーポートは安く施工しているお店もございます。
よくチラシなどで「〇〇円~」と安く謳っているお店もございます。
お客様から「チラシの方が安いけど金額の差はなんですか」と尋ねられる事があります。
この金額の差は、施工の仕方と耐雪の選び方の違いです。

施工の仕方による違い

以前、お客様の現場で他の業者による施工を見る機会がありました。
その業者は1日で基礎も併せてカーポートを完成させていきましたが、
基礎寸法はメーカー推薦ではないどころか、柱の固定も生コンではなく、
ただモルタルで押さえるだけという作業でした。
また折版屋根を留める金具もきちんと留まっていなかったり、柱も垂直ではない状態でした。

この作業で何が問題かというと、
通常カーポートの柱は強度と重さがないといけない為コンクリート(生コン)で施工し、
尚且つメーカー推奨サイズで施工しなければなりません。
これがモルタルだと強度も重さもない上柱をただ押さえるだけでは、
突風で飛ばされたり積雪で倒壊する可能性がございます。
実際飛ばされたり倒壊したという事例もございます。

こちらは某メーカーの実際の推奨サイズです。

とても大きいのですがこれ位のサイズがないと安全なカーポートは作れません。
通常、安全なカーポートの施工には2〜3日程度必要ですが、
一日で完成させる為にはそういう施工になってしまうのでしょう。
上記でご報告した施工では、メーカー推奨と比べて50%以下のサイズでした。
これで安全なカーポートかというと疑問に思います。

実際こういったトラブルで声を上げた方もいらっしゃします。
その方のブログを引用させて頂きましたのでご参考になさってください。

耐雪の仕様による違い

また別のお宅では今年の大雪でカーポートが倒れ掛かったというお宅にお伺いしました。
その原因を確認してみると、県内でも雪が多い地域なのにもかかわらず耐雪30cmタイプで施工されていました。
カーポートには耐雪設定があり、おおよそ20・30・50・100・150・200cmとタイプがございます。
地域によって設定が違うのですが、柱や桁のサイズ・本数が違うので物の価格も施工費も変わってきます。

ですのでやすいからといって安易に頼むと後で大変なことになる可能性がございますので、
価格だけでなく施工方法や物の確認をすることが大切です。

当社はメーカー推奨のやり方を守って施工しますので、
格安店と比べると少し高く感じるかもしれませんが、
安全なカーポートを完成させる為に技術と知識、施工をしっかり行っておりますので、
安心してご依頼頂ければと思います。

何かございましたらコチラからお気軽にご相談下さい。

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